ペコラの革命物語~レベル1から始まる打倒タンメーイ王~

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クエスト26:エコバッグを買ってみよう~ハクイ傷心~

それは、台風が宇治村に接近した夜のこと

 

「泊めてくれ」

 

飛び込んできたのはハクイでした

 

 

 

 

 

 

 

「…ってことがあってよぉ」

 

「ふむふむ、簡単にまとめるとフラれたってこと?」

 

「そう、でこんな日に家帰って一人とか俺、無理だし、実家帰って変に気付かれんのもやだしここに来たってわけ」

 

「ハクイさんでもフラれることあるんですねぇ…昔でいう3高まっしぐらなのに…カッコいいし」

 

「いやいやオットー、むしろそのスペックでフラれるときたら、よっぽどアレなんだよハクイは。でもいつもすんごい綺麗な子と付き合うよね?まぁフラれて一人が無理ってのがダメポイントなのかも」

 

「え、ペコラそういう男ダメなの?!…オットーはペコラに捨てられたら生きていけない」

 

「オットーはいいのよ~そのままでかわ」

 

「お前ら、人が傷心中なのにそのど正面でイチャつくたぁ、いい度胸してやがる」

 

「まぁまぁ、んで、原因は何だったの?忙しくて会えないとか?」

 

「ちげぇ」

 

「じゃあ、ハクイさんがかっこ良すぎてもう私自信なくなったの…とかですか?!」

 

「オットー、お前、フラれるののハードル上げすぎだ、もしくは少女漫画読みすぎ」

 

「あ!分かった!あんたのそのナルシストにもうついていけないとか?」

 

「…ちげぇ。結婚願望がねぇって話をしたら、最初は普通だったのに、怒り出して、しまいにゃ泣いて怒鳴ってもう別れるってなったんだよ、しかもスタバで」

 

「…それお客さん気まずいね」

 

「まじ、申し訳ねぇと思ってる」

 

「ハクイさん、そんなに申し訳ないと思ってるんだったら今からでも電話して会って話した方が…」

 

「いや、店にいた奴全員の連絡先知ってたらおかしいっしょ。一応、お騒がせしましたっつって出てきたんだけどよぉ。なーんで女は結婚、結婚うるさいんだろうなぁ」

 

「男でも結婚、結婚うるさい人はいるよ、ね。オットー?」

 

「うんうん、だってペコラ全然結婚してくれなさそうだったから、結婚、結婚言うよ~言いまくるよ~~~」

 

「いやまぁ、結婚が悪ぃわけじゃねぇんだけどさ。なんか重いんだよなぁ…ただ、最近結婚式の招待状が1日に2枚届いたりすると、割とダメージくる」

 

「なんで?」

 

「俺の中の葛藤、起爆剤みたいなんだよアレは」

 

 

 

 

 

 

 

そんなこんなで食事時になった時

 

「泊めてもらうし、俺が今日飯作るわ」

 

がさごそと茶色のバッグから出てくるのは食材

 

「…ねぇその茶色のかばん何?」

 

「あぁ?これか?エコバッグに決まってんじゃん」

 

「エ…エコバッグ?!ハクイが?!…ふっ…

 

 

 

 

 

 

似合わないっ!

 

 

面白す…ぎ…

 

あはははは!!!」

 

 

 

 

「お前、笑いすぎだろ」

 

「いや、あんたが?!そのいつもすました顔して『一括払いで』とかキメ顔の練習してたって言うあんたが、そのあと…あははは、ねぇちょっとどんな顔してそれ出すの?!ねぇちょっと

 

 

 

 

 

やってみて今ここで」

 

 

 

 

「普通に出すに決まってんだろぉ?!」

 

「ふ…普通にキメ顔しながら、かばんからそれ出すの…ふっ…あはははは!もうあんたこれから合コンとか行ったら『俺、エコバッグ持ってるんですよ』のキャラでいきなよっ…ハ…ハクイからエコバッグ…ふっ…」

 

「どんなキャラだよ。つうかオットー、エコバッグ持ってねぇの?」

 

「うーん、ないですねぇ。買い物行っても男の人がエコバッグ出してるのは見たことないですねぇ、今のとこ…あ、でもハクイさんなら意外とそのギャップに惚れる女の人とかいるんじゃないですか?」

 

「いやいや、普段から女子力高いって分かってたらいいけど、いきなりこのキャラでエコバッグ出したらオットー…もう笑うしかないよ」

 

「お前、声殺して笑うなよ。…そんなに爆笑してるお前は、女だよなぁ?」

 

「見たら分かるでしょ」

 

「お前、今、女子力高けぇのはエコバッグ持ってるって言ったよなぁ」

 

「言ったっけ?」

 

「言っただろっ!お前はさぞかし、すんばらしいエコバッグを持ってるんだろうなぁ。俺のことさんざん笑ってた女子のお前は」

 

「い、いやぁ…あれから買い物には行くんだけど、そんなの持ってないっていうかー?高いっていうかー?なんで袋にお金出さないといけないのっていうかー?」

 

「お前、名前通りエコだから持つんだよ、ゴミ減るじゃん」

 

「スーパーの袋は予備ごみ袋として使ってるの。もらえなくなったら、予備ゴミ袋買わないといけないからエコにならないでしょ」

 

「あれ、破れたりするじゃん」

 

「そうそう…それでゴミ捨ていくまでに中の汁がさぁ…」

 

「お前、それ一生でみたらかなりのストレス回数っしょ」

 

「…そう?」

 

「あの汁漏れがお前、新しいカーペットとか靴とかにしみこんだらどうすんだよ」

 

「あぁー…ゴミ捨てあるあるですな」

 

「それってストレスじゃん?」

 

 

 

 

うーーーーーん

 

それも確かにそうだ

 

そして結局

 

 

 

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最初のエコバッグはHELPのエコバッグを買いました

 

確かに牛乳とか買って、キャベツずっしりでも破れないし落ちないし

 

手に食い込まない

 

うんうん

 

なかなかいいかもしれない

 

「いいっしょ?エコバッグ」

 

「うん、なんか自分が使ってるとけっこう周りの人のエコバックとか見ちゃうねぇ~こんな柄あるんだ~とか」

 

「だろ?お前、いつもいくスーパーとかで、お前好みの顔の男がエコバッグ出してたらどーよ?」

 

「…つまりオットーがエコバッグを出してたらってこと?」

 

「…まぁそうだよ(何度も言う、俺は傷心中だ)」

 

「そ、それはかなりポイント高いねぇ?!なんでだろう?!ハクイだともうネタにしか見えないけど、オットーだったら…しかも出しにくそうにしてたら初めてのおつかい感が出てて、なお高ポイント!」

 

「ようは、好みの外見の奴なら許されるんだよ」

 

なるほど

 

そのうち流行るかもしれない

 

エコバッグ男子

 

通称

 

エコ男

 

そう思ったペコラでした

 

*エコバックは結局気に入って2回買い換えました

 

ペコラの経験値が10上がった!

オットーの経験値が10上がった!