ペコラの革命物語~レベル1から始まる打倒タンメーイ王~

10年前の初任給3万円から今に至るまでのレベル上げと日常の記録 Twitter https://twitter.com/pecorafujin

訓練場~息子エンゲルへの懺悔・挟まって生まれた気がする~

「いってきまぁす」

 

「いってらっしゃぁ~い」

 

と、なんとも平和な月曜日をすごしているペコラですが

 

時々ふっと息子の顔を見るとよぎることがあります

 

 

 

 

 

それは

 

陣痛のくる前日

 

息子を抱えたこのお腹を駐車場の壁とドアに挟みながら

 

無理やりPを出たこと

 

 

 

 

 

「はぁ……」

 

「ペコラ、何考えてるの?溜息なんて珍しい」

 

「あぁオットー…いやエンゲルの生まれる前日を思い出しててね」

 

 

 

 

 

 

あの日

 

ペコラはオットーと滋賀県にある竜王アウトレットに行っていました

 

まだ出産予定日まで10日はあるし

 

直前まで運動だぁ!と言ってもせっかくなのでアウトレットへ行こうと思ったあの日

 

我が家の駐車場はせまくて、オットー一人なら、運転席側をなるべくあけて駐車すれば外に出られるけれど、二人余裕でドアを開けれる幅がなく

 

毎回、ペコラだけ家の前で先に降りて

 

オットーが駐車してくれる…そんな感じだったのですが

 

二人ともなんかしょーもない話に夢中になってて(鼻セレブのネーミングについて二人で語り合ってた気がする)

 

駐車場に車をそのままオットーが止めてくれたんですね

 

「あっ!」

 

と気づいた時、オットーはごめんごめんと言いながら車を前に出してくれようとしたんですけども

 

 

直前で下してぇぇぇっ!って言わなかったペコラでしたし

 

とっさに悪いなと思って

 

「いけるいける!」

 

と言って、無理やりお腹つっかえながら降りたんですよねぇ…

 

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ペコラ下にあるこんな感じの壁とドアの間を

 

臨月の時に…

 

 

 

 

 

それから次の日の明け方に噂の陣痛がきて

 

次の日の夕方には、陣痛の感覚が狭まってきたため、入院となったんですよ

 

「未だに、何であんなことしたか分からないし、時々エンゲルの顔見ると申し訳ないなって思うのです…」

 

「うんうん、陣痛きたとき…ペコラすごくパニックになぅってたよねぇ…」

 

 

 

 

 

産婦人科の先生からは、初産なので予定より1日、2日は出産が遅れることがよくあるので

 

って言われてたんですね

 

それなのに10日も早いって…

 

そりゃペコラ

 

 

 

 

 

 

パニック

 

 

 

 

 

 

LDRに入る前に、担当医の先生はいなくて(女の先生に診てもらっていました)

 

男の先生だったんですけども

 

「恥ずかしいぃぃぃぃぃぃ!」

 

とか言う余裕もなくてなんかもう教会のあれ

 

 

 

 

 

 

 

 

懺悔室みたいになって

 

 

 

 

 

 

 

(先生あの時すいません、でもありがとうございました)

 

 

 

 

 

 

 

「き、昨日…うっうっ…駐車場ではさ、挟んだんです…うっうっお腹っっうぅぅ…まだ10日以上あるのに……

 

 

 

 

 

うわぁぁぁぁぁぁん」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

誰一人ペコラを責めるわけでもなく

 

「妊婦さんの行動は本能に基づいてるから、何か赤ちゃんとお母さんの間でこうした方がいいって思ったんじゃないかな?」

 

 

そしていざとなったら、母体と子供をどちらを優先しますか?って聞かれたんですよ

 

オットーいません

 

ペコラだけ

 

「子どもを」

 

と言った時、なんか初めて母になった気がしました

 

いや、挟んだけどさ

 

あの時

 

今から命かけて生むのかぁ…と

 

 

 

 

 

 

 

それから、初産だからということで

 

明け方くらいか明日のお昼に生まれるでしょうってことだったのに

 

 

 

 

 

 

 

 

 

入院手続した4時間後に生まれました

 

 

 

 

 

 

 

 

大量出血しながら

 

 

 

 

 

 

 

 

「あれは本当にびっくりしたよね、はじめデカッ!って思った」

 

「ペコラは、意識が遠のいていきそうだったよ」

 

「うん、ペコラのお父さんやお母さんはエンゲル生まれたらすぐそっちいっちゃったね」

 

「そうそう、そうだった」

 

 

 

 

 

前々日の検診では2700グラムぐらいと言われていたわが子の体重

 

頭の大きさや胴囲などから測定してくれていたらしいのですが

 

生まれたエンゲルは

 

 

 

 

 

 

 

「まさかの3800グラム」

 

「うん…ペコラはベッドだったし、分からなかったと思うけど、あの時看護婦さんもお医者さんもパニックになっててさ、予定より大きいし、血が止まらないとか言ってるし、ペコラは顔色どんどん青白くなってくし」

 

「あぁ…あの時はね。挟まっても無事生まれた、良かったとか思ってた気がする」

 

「そんなペコラを一人にしておけないよね、いやお医者さんとかはいたけど」

 

「オットーが横にいてくれて、後から看護婦さんに子どもが生まれた時、奥さんのそばにいてくれる旦那さんなんて珍しいってほほ笑まれたよ、そういえば」

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなこんなで体重まさかの1キロ超えをしていたエンゲル

 

先生いわく

 

「内臓や骨がものすごくしっかりしている」

 

とのことだったんだけども

 

「その後の言葉が怖かったよね」

 

「ちょっとね、生んでしばらくして、休んでたら『生まれるのが今より遅かったら、より出血は多くなって、母体はかなり危なかったと思います』って…いや、もしかしたらペコラが壁とドアに挟んだから、気を使ってくれてるのかな~って思ってたんだけどね」

 

「うぅ~ん、それもあるかもしれないけど、普通、輸血ってするのかなぁ?」

 

「さぁ?あ、あとね!先生にこうも言われたよ!『今どきの若い人みたいに細い体だったら本当に危なかった、

 

 

 

 

 

 

 

がっしりした体で良かった!』って」

 

 

 

 

 

 

 

「がっしり…?ペコラが???俺から見ると普通な感じだけど???」

 

「男目線の普通は女目線のデブになるのだよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなこんなで誕生した我らが息子エンゲル

 

 

 

 

周りの人はこの挟まり事件を責めることはないけれど

 

時々エンゲルの顔を見ていると強烈に思い出すのです