ペコラの革命物語~レベル1から始まる打倒タンメーイ王~

10年前の初任給3万円から今に至るまでのレベル上げと日常の記録 Twitter https://twitter.com/pecorafujin

忘れられた塔~ペコラの新社会人・ベンチャーorゴミ屋敷?~

それは昨日のこと

 

「おい」

 

「あ、ハクイどしたの?」

 

「お前が10年くらい前、悲惨だったって話するって聞いたからな」

 

「うん???」

 

「いや、ぶっちゃけ俺もあん時くらいってお前何してんだー?とか思ってはいたんだよ。ただ俺マジ、超リア充生きてたから、俺が聞くと嫌味かもしんねぇなぁ。マジリア充辛いわーとか思ってて、聞けなかったこととか結構あるんだよな」

 

 

 

 

 

 

「いらんわ、その告白」

 

 

 

 

 

「いやだってさ、お前電話基本出ねぇし、こっちあんま帰ってこねぇーし、帰ってきたと思ったらお前、寝るわーとか言って俺のこと放置してたじゃん!」

 

「そうだったっけ?」

 

「とりあえずさ、お前ってなんの会社で働いてたんだよ?」

 

「えっ?!そこから?!」

 

まさかの10年前の仕事すら知らないの?!

 

…あれ?

 

…そういや話してない???

 

「だから~俺さ、あん時ってマジ超リア充だったからさ、ぶっちゃけお前の仕事何してるかってのは気にしたことなくてよー、お前が生きてるかの確認はしてたけどさ」

 

「あぁ…よく『生きてんだな、よし』とか言って一方的に電話かけてきて、一方的に切ってたね、あんた」

 

「そうそう、で、お前って何してたの?」

 

「えぇーっと…輸入食品を取り扱う企業で働いていました…ってなんか、真面目に答えた方がいいの?コレ?」

 

「おう、真面目に頼むわ。で、ベンチャーとは聞いてたんだけどさ、何人くらいいたんだよ、社員」

 

「ペコラいれて5人だったけど」

 

 

 

 

 

 

「は?」

 

 

 

 

 

「だからペコラいれて、ご」

 

 

 

 

 

 

「それベンチャー企業とか言わねーだろ!お前それって

 

 

 

 

 

 

零細企業っつうんだよ!」

 

 

 

 

 

 

 

「えぇ?!ちょっと!一気に悲しい言い回しに変えないでよ!」

 

「お前、ベンチャーつったらあれだよ!サイバーエージェントとか、あん時ってライブドアってもうゴタゴタしてたっけか?!とりあえずお前!ベンチャーっつうのはそういう企業だ!お前のは

 

 

 

 

 

 

零細か自営業の手伝いじゃん!」

 

 

 

 

 

 

「そ、そう言われてみれば…面接でうちはベンチャー企業だからって言われて、あぁそうなんだって思ってたけど…よくよく考えてたらベンチャーって意味よく知らないな」

 

 

 

 

「お前…

 

 

 

 

 

正真正銘のバカだろ」

 

 

 

 

 

 

 

「まぁ、ほらそれでも楽しく働けてたよ~」

 

「他の4人ってどんな人間だよ?お前、社長は犬でしたとか、どっかのCMのパクリみたいなこと言うなよ、笑えねーから」

 

…あれは社長じゃなくて、お父さん

 

 

 

 

 

「美魔女」

 

「…は?」

 

「社長は、美魔女だった」

 

「…悪ぃ、どうツッコミ入れていいかわからねぇ」

 

「え?聞きたい?仕方ないなぁ~~~、ペコラが就職を決めたのもこの美魔女の社長ゆえなんだよ」

 

「なんだソレ」

 

「当時で確か45歳くらいだったと思うんだけどね?!もう前も後ろもどう見ても20代前半にしか見えないのっ!でも免許証は確かに20歳以上は上でね?!うわぁ~こんなきれいな人、テレビ局とか出版社とかあとアレアレ!広告代理店とかスッチーとかモデルとか、都会歩いてるとか、看護婦さんとかじゃなくてもいるんだ!って思ってね?!」

 

「…看護婦はなんか違くねぇ?」

 

「で、で、最初の面接は大阪のどっかのビルの広めの会議室みたいなところだったんだけどね、4回目の面接がさ?!最終面接だったんだけど、その美魔女の家兼オフィスにいったわけよ!」

 

「お、おう」

 

「うっわぁぁぁ!綺麗な人の家に行くよぉぉぉ?!とか思って、緊張しまくって、面接なんだけど一応、お宅訪問になるわけでしょ?!菓子折りもっていったらビックリでね?!」

 

「何がだよ」

 

 

 

「それがさ、すんごい

 

 

 

 

 

ゴミ屋敷みたいでね?奥が!」

 

 

 

 

 

 

 

 

「…(放心)はぁぁぁぁぁぁーーーー?」

 

 

 

 

 

 

「玄関とか廊下くらいはね?ちょっと段ボール多いかなぁくらいで、手前の和室の部屋も物多いな~くらいだったんだけどね?!その奥がさ?!

 

 

 

異臭すごかった!」

 

 

 

 

 

 

 

 

「お前何でそんな所で働こうと思うんだよっ!」

 

 

 

 

 

「…何でって。初めて見て感動したから?」

 

「わりぃ、どこでいつどのへんで感動したかを俺に教えてくれ」

 

「今はさ、断捨離とか言う言葉もあって、ゴミ屋敷…じゃなくて汚部屋とか言うでしょ?まだその時、そんな言葉知らなくて、ただただ、窓があるはずなのに、窓が埋もれてるその部屋を見てね?!

 

 

 

すごいわぁぁぁっ!って」

 

 

 

 

「わりぃ、何がスゲーか説明してくれ」

 

「ペコラってね?!パズルとか結構好きなんだけど…

 

 

 

 

 

 

 

何が

 

 

 

 

 

いつ

 

 

 

 

 

どうなって

 

 

 

 

 

 

 

ゴミパズルになったのか

 

 

 

 

 

 

 

 

知りた――い!って思うでしょう普通」

 

 

 

 

 

 

「…思わねぇ。お前のよく言う好奇心を刺激されたとか言うあれか」

 

「そうそう!でね?!いや本当に綺麗な人でね?!これまたその美魔女の周りにいるほかの3人も綺麗な人でね~一人はペコラより5歳くらい上のお姉さんでこれまた美魔女とは違う…なんて言うの?!清楚系?!着物とか着てさぁ~なんか茶道とか似合いそうな感じの!」

 

「お、おう」

 

「もう一人の人は、身長も低くて、2つ年上だったけど可愛い系?AKBみたいな感じで、もう一人は美魔女の恋人…だったのかなぁ?30歳くらいの男の人だったけど、基本この人はいなかったかなぁ…一応社員みたいだったんだけど、これまた30歳を感じさせない見目麗しい感じでね?!」

 

 

 

「なんかスゲー女社会にいたんだな、お前」

 

「あ、あとはアルバイトでなんかパソコン?情報って言うの?えぇーと…あぁそうだそうだ、プログラミングとか言うのの専門学校に行ってた学生が2人、週一で来てたよ!途中から週3で来るようになってたけど、この二人は男の子だったよ」

 

「学生のバイトとかも雇ってたんだな」

 

「ね?ベンチャーっぽいでしょ?!」

 

「いや、待て。で、そのゴミ屋敷にお前はなんで働こうと思ったんだよ」

 

「それがさぁ…美魔女が部屋を申し訳なさそうに見せてくれたのよ。一応、勤めたら入ることもあるからって。で…この人のためにこの部屋綺麗にしたら

 

 

 

 

 

 

どんな顔して喜んでくれるのかな(キャ♡)って」

 

 

 

 

「…意味わかんねぇ。なんで同性にそうなるんだよ。せめて異性だろ、そこ」

 

「いや、本当にあんな部屋見たのが初めてでね?!綺麗にしたいとは思ってるけど、仕事が忙しくて掃除する暇もないって言うわけよ?!昔から掃除とか洗濯は好きだったし、輸入食品って言ったでしょ?!輸入食品よ?!高級品よ?!宇治村に住んでたら一生拝むこともできないでしょ?!その食品のね?!賞味期限間近のものとか、その部屋の台所で料理してみんなで食べるって言うじゃない?!?!しかも、料理してるのは年齢が一番下だからっていう理由で、可愛い系の先輩だって言うじゃない?!ってことはペコラが料理していいの?!まさか料理していいんですかぁぁぁぁぁってなって!!!

 

 

 

 

 

もうここだ!って!」

 

 

 

 

 

 

「…お前、就職先さ、ベンチャーでも零細企業でも自営業でもねぇわ。つうか、そこで働いてる人にマジ今わりぃなと思ったわ」

 

「あ、わかってくれた?未来ある企業って」

 

 

 

 

 

 

 

「お前の就職先、ゴミ屋敷じゃねぇか。しかもお前のソレ

 

 

 

 

 

 

 

 

召使じゃん、家政婦ですらねぇ」

 

 

 

 

 

 

 

 

「ちっがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁう!!!!!難しそうな仕事もしてたし!!!!!!!海外に行ったり、パソコンとか使っちゃうこともあったって…聞いて!」

 

 

 

 

 

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2年後くらいに潰れてしまう会社だったからか

 

賞味期限間近の在庫はたくさんあって、ものすごく幸せでした

 

今も思い出すと幸せを感じます

 

 

 

 

 

「お前の就職先は、ゴミ屋敷だったのか、マジ当時聞かなくてよかったわ」

 

「ちょっと!ちゃんと話を聞いて!」