ペコラの革命物語~レベル1から始まる打倒タンメーイ王~

10年前の初任給3万円から今に至るまでのレベル上げと日常の記録 Twitter https://twitter.com/pecorafujin

忘れられた塔~22歳のペコラの寝床~

「ペコラがゴミ屋敷に勤務してたとか、マジ当時聞かなくて良かったわ」

 

はい、前回のブログの続きです

 

「いやいやいや、楽しかったよ、ゴミパズルを解読するの」

 

「っつうか、お前の場合月に3万円しかもらってねぇんだったら、そんなのバイト以下じゃん、子どものままごとみてー」

 

「あ、でも家賃込みだったから!社宅って言うの?」

 

「あぁ、そういうのはあったんだな」

 

「いや~自宅から会社までの交通費がもったいなくて、徐々に会社に住み着くようになってねぇ」

 

「待て。交通費って普通会社なら出るんじゃねぇの?つうか、会社に住み着くってなんだ、美魔女の家だったんだろ、そこ」

 

「出ない、出ない~交通費込みプライスですとも。いや、その中でやりくりするのに、コンタクトレンズは当時で1か月に5000円は必要だったのよね?今はオットーにインターネットで買うとかいう高度な技を教えてもらったから、3500円くらいですんでるんだけど…」

 

「あぁ、お前昔からそっち系、ほぼ化石化してたもんなぁ」

 

「そうそう…で、残り25000円なんだけど、もらえない月もあったから、あんまり使いたくなかったわけよ。で、最初は隅っこのほうで寝てたんだけど」

 

「すみっこぐらしってゲーム…そういう経験者が作ったのかもな」

 

「え、何それ?どんなゲーム?」

 

「なんか、気の抜けた顔の動物みたいなんが出てくるゲーム」

 

「あ、それ知らないわ、教えてくれてありがとう!で、和室にテーブルみたいなのをおいて、社長以外はその部屋で仕事してたんだけど。窓があるでしょ?カーテンは一応ついてたんだけど、なぜか15センチくらい短くて、その隙間から、夜になるとけっこう冷たい風が入ってくんのよ…」

 

「…なんか聞いてるだけで俺辛いんだけど」

 

「そう、寒いのよ。カーテンってさ、見た目どうこうもあるのかもしれないけど、短いよりはきっと長めの方がいいよね、ミシンで縫えば調整できるし、最悪、そのままでも冷気は防げるし」

 

「いや、測って合ったサイズ買えよ」

 

「いやいや、うちベンチャーだったから!へへ」

 

「…お前、ベンチャーで働いてる人に謝れ。んで、風邪でも引いたのかよ」

 

「ううん、それがその時は全然元気だったんだけどね、会社の玄関入った左手に3畳くらいの部屋があって、一部の商品の在庫置きに使われてたんだけど、そこにAKB先輩と時々セイソ先輩が泊まり込むための布団が置いてあってさ、最初はそこの布団を借りて和室で寝てたの」

 

「なんかもうあれだな、修学旅行みてぇ」

 

「で、たぶんその姿があまりに可哀そうだぅったらしいんだけど、和室にある押入れもね?在庫の商品が置いてあったんだけど、その二階部分を社長があけてくれて」

 

「……お前、社宅はどこいった?」

 

「え?いやだから、押入れの二階部分とね、あとその下にあったコンセントも1つ借りれて、ついでに料理と掃除と洗濯も仕事の合間にするってことで、お風呂とかトイレとか洗面所も使わせてもらうことになってね」

 

 

 

こんな感じ

 

 

 

 

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「…これがお前の言う社宅か」

 

「家賃込み、光熱費無料、食費だって社長がみんなの分作ってたから月に3万円食費でくれてたし、実質食費もほぼかからなかったわけよ」

 

「お前さ、そん時オットーと付き合ってたんだよな?電話とかデートとかどうしてたんだよ」

 

「デートは社長が余ってる食材なら使ってもいいってことで、ちょこっと野菜とか買い足してお弁当持って行ったよ、飲み物も。あ、でも屋根があってお弁当を食べれる場所知らなかったから、晴れの日のみのデートで、電話はかかってきたら玄関から外に出てマンションの…」

 

「まてまてまて。なんかおかしなフレーズ聞こえたんだけど」

 

「あぁ、冬はめっちゃ寒くて…」

 

「そこじゃねぇ、デートは弁当持参で晴れの…いや、いいわ、それ後で聞くわ。つまりお前は、年間15万円で、料理作って、洗濯して、掃除して、なんかわけわかんねぇ仕事してたわけか…ついでにゴミ屋敷の整理整頓……俺なら

 

 

 

 

 

 

 

一千万でもやらねぇ」

 

 

 

 

 

 

 

「ペコラは15万円でもやるもんね、へへ勝ったーーーーーーーー!!!」

 

「何に勝ったかわかんねぇ」

 

「いや、実際その場にいるとね、とりあえず生きてはいけたかし、知らない食材いっぱいの中で料理もできたし、ちょっと美魔女のその社長の下着とか洗うドキドキした体験とかもあって」

 

「お前、どこの変態だよ」

 

「女もくらむ色気だったんだよ。それに、輸入食材って前言ったでしょ?その会社で働くまで、アンチョビなんて聞いたこともなかったのに、そういうものを探しにイタリアとかその他もろもろの国に行かせてもらえたり…勤めだして1年後は社長が、社員連れてウベア島ってとこに連れてってくれたりね?もう本当においしいものをたくさん調理できたんだよ」

 

「まぁドラえもんもあれ給料出てねぇもんなぁ、あんなにのび太にこき使われてるのによ」

 

「ふっふっふっふ…お金で買えないものを20代で見つけたのだよ!」

 

「………意味わかんねぇ」

 

「あんたが意味わかってなくても、ペコラが意味分かってるからいいのよ、それにさ、その押入れで寝泊まりするようになってから、毎日毎日ワクワクしててさ~明日はどんなことがあるのかなって、ゴミ屋敷みたいだったんだけど、それをちょっとづつ綺麗にして、社長が喜んでくれるのも嬉しかったんだよね、へへ、他の先輩も喜んでくれて」

 

 

 

 

 

 

そんなこんなのペコラの当時の寝床は押入れの二階

 

そこが社宅でしたとさ

 

「お前、一回社宅の定義を調べろ」

 

「会社の中にある家でいいじゃない」