ペコラの革命物語~レベル1から始まる打倒タンメーイ王~

10年前の初任給3万円から今に至るまでのレベル上げと日常の記録 Twitter https://twitter.com/pecorafujin

訓練場:コニーの手土産とペコラの手土産

「うぅ~~~~~~~~~ん」

 

「どしたの、ペコラ難しい顔して」

 

「あぁオットーおはよー…いや、今手土産の難しさについて考えてたんだよ」

 

「そんな玄関にいたら寒いからこっちおいでよ、あ、その箱前コニーさんにもらったお土産?」

 

「うん」

 

コニーは都会で働いている

 

オシャレな会社で働いていることと、学生の時からJJビス(綴り忘れた)などの雑誌にのっていたので、もちろん昔からオシャレで

 

うんうん

 

オシャレで……

 

 

 

 

 

 

「オシャレな人の手土産って、いつもオシャレだよね」

 

「どしたの?ペコラ」

 

「いや…オシャレすぎて何をどうしていいのか分からないと言うかね…」

 

そう

 

オシャレな人には、使い道がすぐに理解出来たり

 

それこそ自分では買わない素敵なプレゼントなのかもしれないけれど

 

オシャレからほど遠い場所にいるペコラは、どう使いこなしていいものか分からないものが多々ある

 

「え?それって確か靴磨きじゃないの?」

 

「うん…でもなんかこうも神々しいと、なんの靴に使えばいいかいつも悩んで」

 

靴磨き

 

ついでにブラシ

 

そもそも、コニーにもらうまでそんなもの家になかった

 

汚れたら、布で拭くくらい

 

靴磨き…

 

誰がいつどんなシチュエーションで使うと言うのか

 

「確かに…躊躇するよね…」

 

オットーまで躊躇させる靴磨きはコレである

 

 

 

 

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「コニーにそう言ったら、『本当はエルメスにしようかと思ったんだけどね』って言われてね…」

 

「あ、俺は前ペコラに欲しいって言ったからエルメスのほらほら、スニーカーは持ってるよ!」

 

得意げオットー

 

「…あれ、確かスエードでしかも色はグレーじゃなかった?」

 

「スイマセン、エルメス持ってるよアピールしたかったダケデス」

 

「うんうん、コニーに小さな見栄は通用しないよ」

 

「ペコラはいつもコニーさんにどんな手土産渡してるの?」

 

「この家に来る時は事前に食べたいもの聞いて準備してる。コニーの食べたいものって高級食材多いんだもん」

 

「あぁ、フォアグラとか…社名まで指定してきてたアレ」

 

「そうそう、だから毎回ご飯と、新幹線で食べるお弁当と、コニーが会社に持っていきたい用のバラまきお菓子」

 

「…なんかペコラの手土産って、おばあちゃんっぽいね、そういえば」

 

「コニーの手土産、いつも高価だな~って個人的には思ってた時期もあってね。やっぱり同じ金額くらいのオシャレなものをって思って、ラデュレのマカロンとか用意してたことあるんだけど…」

 

「ふむふむ」

 

「そしたら、次のコニーの手土産が東京でなんかすごい並ぶお店のマカロンで、『アンタはあたしのために手料理作ってればいいのよっ!』ってな具合になりまして」

 

「あぁ…うんうん、知ってる知ってる、その後コニーさんはって顔して、次はペコラに必死にフォローしてたもんね」

 

「そうそう、あぁ、このブラシもよく分からないのよ」

 

「ブルネロクチネリのブラシだ、あぁ~そういえばもらってたね?」

 

「正直、最初のブラシとの違いが分からないし、この手前の白いブラシなんて用途がまず分からない。なんかゴムみたいな丸い筒みたいなのついてて」

 

「ブラシってそんなに何個も使い分けするものなのかな?うぅん…」

 

「コニーに聞いてみたんだけど、説明が専門用語入りすぎてて、宇宙語にしか聞こえなかった」

 

「ははは…コニーさんこういう小物と、いつもお菓子も手土産にくれるよね、ペコラが毎回大喜びしてるの」

 

「そう…だからね、今思ったんだけど」

 

「どしたの?」

 

「ペコラもコニーがね

 

 

 

 

 

 

 

 

大喜びする手土産

 

 

 

 

 

ってのを準備したいのよ」

 

「…コニーさんが大喜び……た、たぶんコニーさんって俺と趣味似てると思うんだけど、そ、それこそクロコダイルのバーキンとか大喜びしそう」

 

「え、ワンピースとエルメスなんかコラボしたの?!」

 

「ペコラ、そっちのクロコダイルじゃなくて…うん、でもそういうのをコニーさんはペコラに求めてないんじゃないかな…異性には求めるのかもしれないけれど、なんかこう愛情表現みたいな感じで」

 

「???つまり???」

 

「コニーさんのキャラ的に、大喜びするようなタイプじゃないかなって…」

 

ガーーーーーーーーーン

 

「ぺ、ペコラ?!えぇっと…そう!コニーさんはペコラの手料理とか、あれあれメッセージ入りのお弁当とか?!あと、会社の人に配りたいって言った時にペコラが用意してる、可愛いお菓子とかにきっとほっこりしてるよ!そう!ペコラがコニーさんに与えてるのは癒しじゃないかな?!」

 

「癒し……」

 

「そうだよ!俺だって俺だってペコラには癒されてるし、毎日!それにいや、俺の場合はペコラに養ってもらってるけど、うん!きっとコニーさんはペコラと一緒にいると癒されるんだよ!それってお金出しても買えないでしょ?!ね?!」

 

「あ、そっか。コニーってゲームしないから、ゲームに癒されるとかないんだ…」

 

「そ、そうそう!きっとコニーさんはゲームとかでは癒されなくて、ペコラみたいな人間に癒されるんだよ!きっと!」

 

「じゃあオシャレと癒し?」

 

「…?何が???」

 

「コニーはペコラにオシャレを教えてくれて、ペコラはコニーに癒しとかいうのをおすそわけしてるってこと?」

 

「え、う…うん、たぶん」

 

「手土産って奥が深いんだね」

 

「え?えぇーっと…」

 

「そうか、コニーの手土産はいつもペコラに何かを教えようとしてくれてるんだね?!つまりこれはペコラにとって

 

 

 

 

 

 

 

教材だね?!」

 

「え…い、いや……」

 

「そっか!うん、よし、それならこのどこからどう見ても違いの分からないブラシとか、結局いつどういった時に人は靴をこんなものを使って磨くのか調べてみるよ!」

 

「う、うん!それがいいんじゃないかな?!(たぶん…なんか違う気がする…きっとコニーさんは、さりげなくオシャレなものをペコラにプレゼントしたかっただけのような気がするっ…)」

 

「よしっ!まずオットー!!!」

 

「は、はい!!!」

 

「これ、なんて読むの?!」

 

 

 

 

 

 

「…………………。」

 

そこからなのか、という顔をしたオットーの横で

 

いつ、いかなる時に人は靴磨きをどんな風にして行うのかを調べましたとさ

 

「ちなみに、コニーさんのこの靴磨きセットは、トッズというお店の名前です。トッズは、ダイアナ王妃が愛用していたことから、イギリスのブランドだと誤解されることも多いですが、トッズは列記としたイタリアブランドです。オットーでした」