ペコラの革命物語~レベル1から始まる打倒タンメーイ王~

10年前の初任給3万円から今に至るまでのレベル上げと日常の記録 Twitter https://twitter.com/pecorafujin

銀行屋:オットーの欲しがる万年筆のお値段〜ペコラのこれまた知らない世界〜

うちのオットーは、ペコラから見るとあっちこっち興味のあるものが出てくる




びっくり箱みたいに、人生でそもそもそんな単語なんて、漢字の練習をしたときくらいに、そういえば書いたことがあるかなぁ




レベルで使うような単語も飛び出すので、それが一体何だったか思い出すのに数秒時間がかかることもある



最近はそう、アレ







万年筆







確か、筆って漢字の書き取り練習をしている時に、この万年筆って単語が出てきた気がする



うんうん




でも、ペコラはそんなものを生まれてこの方買ったことがなければ、贈ったことももらったことももちろんないわけで






「あのねペコラ、万年筆っていうのはねあのね、映画で見たんだけど教授とかはノーベル賞をとったときとかに、敬意を示して、その人に自分の万年筆を渡したりするらしいんだよ、あとね、万年筆っていうのはいろいろあるんだけど、これまた歴史的価値があるお店のものの万年筆は、もはや芸術品でね……」






給水タイムなしで約20分でどうぞ





「…つまりオットーは教授になれるかもわからないけれども、その万年筆とやらが欲しいと?」




「ペコラ!モチベーションっていうのはね、ひらめいた時に行動にうつさないと意味がないっていう…」




「その無駄にカタカナで話すのをやめておくれ。ペコラ、カタカナ言葉苦手なんだよ、モチベーションってつまり?」




「えぇ…だいぶカタカナ使わないでペコラには話してるんだけど…えっとモチベーションってのはつまり…動機づけ?」



「…君になんの動機づけがいるのかね?」




「そ、その教授目指して頑張るぞー!おー!みたいな…」




そんな弱々しい動機づけのもと始まったのは、万年筆というペコラが今までそこに注目したことがなかった文房具




うん、まぁ文房具は好きだからいいんじゃないかな




「どれが欲しいの?」





キラーンと光ったオットーの目から、高速スピードでスマホの画面がばばんと







「えっとね、モンブランとかは定番なんだけど、やっぱりここはコレ!







モンテグラッパの万年筆!」






「…ごめん、どっちもケーキの名前か洋酒系のお菓子の名前にしか聞こえない」





「え、えっとね、どっちの老舗のお店の名前なんだけど、モンテグラッパはイタリアの会社なんだけど…その…これなんだけどね?」






「………………一、十、……はい?







50万円ってこと????????」







「えっと…これは限定品なんだけど、も、もしそれが厳しいならこっちとか」







「6万円くらい…え、万年筆ってペンだよね?ディスイズザペンだよね?」




「ボールペンとかのペンとは違うよ!でね、インクはこのミッドナイトブルーがいいなって、あ、ブルーブラックって言うんだけど」





「ちょ、ちょっと待って!インク代って何?!」




「あ、ボールペンとかと違ってね、こうやってインクを自分で補充するんだよ」






「…面倒なのに、えらくぶっ飛んだ値段するんだね」




「ペコラ、本当に価値のあるものは手間暇かかるものなんだよ、それでも可愛いと思えるからこそ大事にできるというか、時間を使って管理することに有意義さを求めるこれは男の心理というか…」





「そっちのモンブランってのもそんなにぶっ飛んだ値段するの?」




「うん、だいたい同じくらいかなぁ」




「…それってテレビに出るような官僚の人とか、IPS細胞のあの教授とかが持つような代物じゃないの?」




「うんうん、縁起いいよね!」






そこでペコラは自分で調べてみることにした






「オットー!万年筆あったよ!このパイロットが出してる








初心者向け万年筆!千円くらい!」








「ペコラ!見て!!全然モノが違うよ?!これプラスチックんだよ!思いっきり!」






でも万年筆が欲しいって言ってたではないか






「ペコラ、それは下手したら小学生とかが練習用に使う万年筆だよ?!」





今どきの小学生はそんなシャレた練習をするのか




なんかすごい時代ですな





「ねぇねぇ、このじゃあパーカーとかいう万年筆は?万年筆のこと調べてる人が、書きやすくて値段も手頃って書いてあるよ」





「…デザインが違うもん」





「…で、この6万円の万年筆が欲しいと?」





「うん!でもね!それ定価の値段でしょ?!さっきイーベイで32000円くらいで見つけたからそれにしようかなって!」







ほめてほめて!な顔のオットー







「じゃあ今年中に、論文追加で1本査読に通してね」









「うぇっ…あ、はい…」









こうして、後日万年筆というものが我が家に届きましたとさ








ペコラですか?




ペコラはサラサのボールペンに一生ついていく所存でございます




ペコラでした






「わーいわーい!」





…喜んでいるオットーを眺めながら、かわいいなぁとしみじみ感じるペコラでした



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