ペコラの革命物語~レベル1から始まる打倒タンメーイ王~

10年前の初任給3万円から今に至るまでのレベル上げと日常の記録 Twitter https://twitter.com/pecorafujin

忘れられた塔:幼い日のかたぐるまの思い出

「パパー!かたぐるましてー!」




そう言って、エンゲルはオットーにかたぐるまをしてもらう




普段より高くなった視線に嬉しいのか




オットーの腰が、限界がきていようともおかまいなしのエンゲルは4歳




体重約18キロ





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「そういえば、昔肩車してもらった時さぁ…」






あれはお祭りの日





人が多くて、歩くのが大変だったあの頃




ペコラ父がかたぐるまをしてくれた



あるかなくていいし、空気はキレイだし、高いし




得意げでふふん♪とごきげんだったペコラ




まだ夕方くらいで、屋台もはじまったばっかり




そんな時





「お、ペコラたこ焼き食べるか?」




ペコラ父が向かったその先にあったたこ焼き屋、父が中を覗き込むその瞬間







「…あっちぃぃぃぃ!!!」







「な、何があったのペコラ?!」





「それがさ、最近の屋台には見ないけど、当時の屋台って屋根の部分に電灯が吊るしてあったのよ、あのあれあれ、白熱灯みたいな、豆電球のでっかいのみたいなのが何個も。そこにおもいっきり顔にあたってさ」



「そ…それは」




「それから二度とかたぐるましてもらわなかったなぁ…」





「家で頭ぶつけたとかかと思ったよ…」




「あったのかもしれないけど、あの思い出の方が強烈」



「よくあとに残らなかったね」



「あぁ、隣がかき氷やさんでさ」




「へ?」





「たしか隣でいちご氷買ってたおばちゃんが、ペコラの顔にすぐにそのいちご氷をかけてくれてさ…顔も服も氷まみれのシロップまみれ」



「す、すごいよペコラ!






オチが2つもあるなんて!」





「え…いやあの…」




「いやぁ…なかなかレベル高いよ?話のオチが2つって…そうか…それでペコラはいつもかき氷食べる時、メロンかぶどうなんだ」




「う、うん。そうだけど…」




「そっかそっか〜いやぁ〜ペコラは絶対いちふごだと思ってたけど、違うから意外だなって思ってて!なるほどなるほど!」






こうして、一人納得していたオットーでした




そんな思い出