誕生日、大学生くらいから
「もうこの歳になると誕生日なんて嬉しくないよね〜」
なんて聞こえる、女性にとっての誕生日
ペコラは誕生日
33歳だろうがなんだろうが嬉しい
うんうん
オットーと交際してから、当時はぜ〜んぜんお金がなかったのですが、一緒に祝ってもらえて嬉しかったです、でへ
ペコラの中で誕生日とは
やっぱりアレ
ケーキ食べる日
かなぁ…そして、オットーはペコラの好きなコロッケを近年は作ってくれるミラクル幸せな日
うんうん、しかも最近はケーキまでオットーの手作り、去年からはエンゲルも一緒に作ってくれるケーキ
ババロアケーキや、スポンジケーキ
うんうん、どれでも好きですよペコラは
オットーが昔、何かの雑誌で
『大人の女性には自分で買わないようなちょっと贅沢な一品を』
とかなんとかいうのを読んだらしく
一度、3000円位でちょこっとしか入っていない超高級バスクレイをもらった
泥なのに、なんかもうラッピングがすごくて
包装もなんか、フランス製とかで
おそれおののいて、ペコラはそんなのじゃばじゃば使えない…
なので、オットーが遠方へ学会やらででかけ、帰宅した日とかにもったいないので一緒に使っていたのだけれども
それだと意味がないらしく…
はっきり言うと、ペコラはダサい部類に入る
え、いきなり何?!と言わないで頂きたい
髪の毛も真っ黒、愛する服はオーガニックコットンやクリッパンのブランケット
ロレックス、シャネル、エルメス、ハリー・ウィンストン、あとあれ、貝殻か何かのなのにたっかい…フランスの…あ、忘れた
カルティエ?ブルガリ?ティファニー?あぁ、ルイヴィトンやプラダとかか
残念ながらそれらの新作で喜ぶ流行に敏感なオシャレな女ではない
つまりどういうことか
貴金属、喜ばない
ハリーウィンストンのでっかいダイヤモンドの指輪よりもそれなら
その…み、見るだけとちょこっと触るだけでいいからセーブル磁器とか
で、できれば酒井田柿右衛門の桃山時代の食器とか触ってみたい…
で、できればそれでちょっとごろごろ転がりながら眺めていたい
なので、妻の誕生日に貴金属というのは定番らしいのですが
ペコラはもちろんオットーが選んでくれたものは嬉しいのだけれども
それなら新種のキッチン用品がいいわけで
いや、むしろオットーのコロッケ最高、息子と作ってもらうケーキ最高なわけで
毎年
「ペコラの誕生日どうする〜?」
と、張り切っているオットーには申し訳ないのだけれどもコロッケを最近はリクエストしている(クリームコロッケですよ?ふふん、クリームですよ?)
でも
それと、欲しいものは先に自分で買ってしまうペコラ
うんうん、ブランドの製品はよくわからないけれども
牛乳のブランドにはうるさいよ
クリームコロッケに使う牛乳は、クローバー牧場のアレ
ぐっへっへっへ
季節的にカニがないのはおいといて、とうもろこしのクリームコロッケやバジルソースのコロッケがもう最高
「いい?エンゲル、うちのママの誕生日はコロッケで喜んでくれるけど、多くの女の人はコロッケじゃ喜ばないからね?」
「…じゃあ何が喜ぶのー?」
「宝石、ブランド品、ホテルや予約のとりにくいレストランでの食事、旅行とかかな」
「マーマは?」
「うちのママは、喜ばないよ」
「ふーん、ママって
お金かからないんだぁ♡ふふ」
…なんだか台所から失礼な会話が聞こえてくるけれど
今年のケーキはどんなんだろな(じゅる)
ペコラでした